2015年03月15日

iTunesのiPhoneバックアップ保存フォルダをDドライブに変更する

デュアルブートのWindows8.1でiTunes使ってバックアップをとっているうちに、Cドライブの空き容量が枯渇していることが発覚。
現在の環境では120GBのSDDの内80GBをwindowsのCドライブに割り当て(残りをkubuntuに使用)、HDDをDドライブとして使ってます。そしてユーザーのデータ置き場所であるドキュメントフォルダやダウンロードフォルダ等々をDドライブに置くようにして、容量の少ないCドライブを極力使わないようにしています。
名称未設定.png
それなのに、iPhoneのバックアップを取るとCドライブの空きがどんどんなくなる。一体どこにバックアップデータを保存しているのだろう…

どうやらC:\Users\(ユーザー名)\AppData\という隠しファイルに保存しているようです。具体的には

C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup

に保存されます。
このフォルダは「フォルダのプロパティ」を見ても「場所」のタブはなく、場所を移動することはできなさそうです。そこで「ジャンクション」という仕組みを使って保存フォルダをDドライブに変更してみました。

1:
先ずC:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync内にあるBackupフォルダを削除もしくは切り取っておきます。
続いてDドライブに保存先フォルダを作っておきます。僕の場合Cドライブと同じ構造にしているので、全く同じようなフォルダ構造にしてみました。

D:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup

2:
続いてジャンクションを作成して、Cドライブ\MobileSyncフォルダの中に、新たに用意したDドライブの\Backupフォルダをマウントします。コマンドプロンプトを起動し(windowsキー+xキー押下で選択)、\MobileSyncフォルダに移動します。以下のコマンドをタイプ

C:\Users\(ユーザー名)>cd AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync

フォルダ名を入力する際は、Tabキーを押すと補完してくれます。続いてジャンクションの作成です。以下のコマンドを押下

C:\Users\(ユーザー名)cd AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync>mklink /J Backup D:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup

mklinkは、リンクを作成するコマンド、/Jはリンクの種類にジャンクションを指定するオプションスイッチですね。できたら「dir」コマンドで確認しておきましょう。
名称未設定5.png

エクスプローラーで見てみると
名称未設定1.png
ショートカットアイコンのBackupフォルダがあります。ここにDドライブ上に用意したBackupフォルダがマウントされています。これでiTunesでバックアップを行ったらDドライブ上のBackupフォルダに保存されるようになり、Cドライブの空き容量を確保することができるようになりました。

ところで「ジャンクション」って結局何?

これはUNIXやlinuxで言う「シンボリックリンク」と同じソフトリンクだそうです(但しNTFSにはジャンクションの他にシンボリックリンクもあリます)。ファイルパスのみのショートカットとは違い、リンク先のファイルやフォルダをマウントし、そこにフォルダが存在しているかのようにリンクされます。
シンボリックリンクと違い一般ユーザーで作れますが、ネットワーク共有フォルダへのリンクはできません。

Windows TIPS:シンボリック・リンクとジャンクションとハードリンクの違い(@IT)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1306/07/news111.html

ソフトリンク(Wikipedia)

2014年09月07日

iPhone水没!!

かみさんが困った顔で言いました。「携帯、落としちゃった」
え、
「トイレに」
ええ〜っ

慌てて差し出されたかみさんのiPhone 4sを見ると、ディスプレイは表示してなくて何故かLEDフラッシュが点灯しっぱなしという状態。かみさんは落としたのに気づいて慌てて拾い上げてから、ディスプレイが消えているのを見て電源を投入してしまったらしい。
これ、水没した電子機器で絶対やっちゃいけないことの一つです。これでは内部をショートさせて壊す可能性が非常に高い。

とはいえこのiPhone、電源を落としたくても落とせません。スリープボタン長押しでもスリープボタン+ホームボタン同時押し(強制終了)してもディスプレイは暗転したままフラッシュは点いたまま。
そしてお約束の、最近データのバックアップを取ってないっ!!

本体はまずダメだろうけど、何とかデータのバックアップは取りたい。とりあえずネットで情報を集めて、
1:ティッシュで作ったコヨリを使って、イヤホンジャックやドックコネクタから内部の水分を可能な限り吸いとる 
2:ティッシュで本体を包んで、少しでも水分を吸わせる
3:吸湿剤と一緒にジップロックのような密封できる袋に詰めておく
P1040048.JPG
これで一晩放置して、とにかく内部を乾燥させることにしました。

翌日、祈る思いでパソコンと接続。最初全く反応がなかったのですが、しばらくするとディスプレイが表示!!
うわ・ラッキー!!
すかさずiTunesからデータのバックアップを実行します。データが壊れてなければいいのですが。
続いて近くのソフトバンクショップへ向かい、
P1040046.JPG
iPhone 5s購入。スペースグレイの16GBモデルです。
帰宅後すぐにパソコンからデータを復元しましたが、無事復元できました。いやあよかった。
因みに今回活躍してくれた大量の吸湿剤は、海苔のパッケージから取り出したもの。という訳で今夜の夕食は手巻き寿司となりました。

いずれにしても今回の成功例はかなりラッキーなケースだと思います。とにかくバックアップは定期的に。そしてトイレは慎重に。
posted by kurry at 22:50| Comment(0) | iPod/iPhone

2012年03月08日

「Siri」と日本語で話してみる

iOSが5.1に更新されました。これであの音声アシスタント「Siri」が日本語対応されます。
すでにあちこちでSiriとの会話が紹介されてますが、僕も早速Siriとのおしゃべりを楽しんでみましたよ。

ーこんにちは
お疲れさまです。今、午後xx:xxですよ。
−あなたは誰?
私はSiriです。でも、自分の話はあまりしたくないんですよ。

電話番号を教えてくれたり天気予報を教えてくれます。

ーxxの電話番号を教えて
xxさんの電話の番号は xxx-xxxx-xxxxです。
ー明日の天気を教えて
あなたがどこにいらっしゃるのか分かりません(位置情報サービスをオフにしてた)。
ー(位置情報サービスをオンにして)明日の天気を教えて
明日の天気はあまりよくなさそうです。
ー明日雨降るかなあ
明日はかなりの確率で雨が降りそうです。
ーカメラを起動して
私にはそれはできません。がっかりさせて申し訳ありません。
‥出来ないこともあるようです。

曲も再生してくれます。

ーエリッククラプトンのティアーズインヘブンを再生

メールも書いてくれます。

ーxxにメール
メールの件名はなににしますか?
ー「おつかれさま」
メールの本文はどうしますか。
「お疲れさまです、仕事何時に終わりますか」
ー送信してもよろしいですか
キャンセル
ーはい、送信しません。
音声認識の正確さに驚きました。ちょっとしたメールなら直接喋って送れますね。

おやくそくも含めていろいろ試してみましたよ。

ーうちの猫の名前をつけて欲しいんだけど
"うちの猫の名前をつけて欲しいんだけど"をWebで検索しますか?
ー私のことをくりちゃんと呼んで
"くりちゃん"ですか‥いい響きですね
ー愛してるよ
およしになってください。
ー結婚して
私のエンドユーザー向け使用許諾契約には結婚は含まれていません。ご了承ください。

まあイントネーションはあれですが、とにかく音声認識の正確さには驚きました。それとiPhoneを耳に当てる(電話してるみたいに)だけでSiriが起動するのも良いですね。
posted by kurry at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | iPod/iPhone

2011年12月28日

kubuntu11.10:VMWareでWindows

kubuntu11.10にVirtualBoxをインストールしてWindows XPを起動、その上でiTunesからiPodの復元まで確認できたのですが、その後うまくいかなくなりました。
きっかけはどうもExtension Packageの導入。以降はシンクも不安定だし、復元もできなくなってしまいました。

悩んだ挙句、 もう一つのx86仮想化ソフトのVMwareを使ってみることにしました。続きを読む
posted by kurry at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | iPod/iPhone

2011年11月18日

iPhone用のケースを買ってみた

iPhoneのために最初に用意するもの、それはやっぱりケースかな。
DSCN2788.JPG
ARTWIZZSeeJacketレジスタードマーク Alu。amazonで購入。ぶら下がってるのは週刊アスキー謹製スタイラスペン

シリコンジャケットの上からアルミケースを被せるタイプです。表面はざらっとした手触りで、色は綺麗なのですが思ったよりピンクに近い赤でした。おもて面のふちはシリコンがグルッとカバーしていて、平らな机とかだったらおもて側を下にしても大丈夫。
ちなみに補語シートはついてませんので、別途用意する必要あり。

amazonの商品イメージでは、音量・消音ボタンまわりが被われていますが、実際に届いたものは、メーカーサイトの写真のようにスイッチまわりが広く開いたものでした。おそらくamazonのイメージは、4Sが出る前のiPhone4用のものなのではないでしょうか。4S対応モデルは、スイッチ位置が微妙に違う4/4S兼用にするために、スイッチまわりを広く開けて対応させたと思われます。

金属ケースということで気になる感度の低下ですが、家の中でかみさんのiPhoneと比較してみましたが、3G、wifiどちらも差はありませんでした。

完璧!という訳ではありませんが、しばらくこれで使ってみようと思います。
posted by kurry at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | iPod/iPhone