それがJR水戸線。
JR宇都宮線の小山駅からJR水戸線の友部駅を結んで水戸まで向かう路線で、小山駅を出たら直ぐ茨城県ですが、これに乗れば栃木県内のJR線全て乗ったことになります。
ただ水戸線に乗るだけじゃつまらないので、水戸から水郡線で郡山に向かい、東北線で戻るルートで行きたいと思います。
今回のスタートはJR日光線の鶴田駅。駅前のコインパーキングに車を停めて、宇都宮経由で小山駅に到着。
7:33発水戸行き。車両はE501系、乗るのは多分初めて。車内はオールロングシートです。長距離乗車ではちょっとつらいなあ…
JR常磐線と合流して友部駅を経由、9時には水戸駅に到着しました。
若干時間があるので、水戸駅でちょっと時間を潰して、
9:22発郡山行きに乗り込みます。
車両はキハE130系、これも初めて乗車する車両です。磐越西線で乗ったキハE120を3ドアにしたような佇まいです。
車内は結構混んでいて立っている方もちらほら。相席でボックスシートに座って出発を待ちます。
しばらく水田と宅地が並ぶ風景から、
久慈川沿いを走る渓谷風景になってきます。
常陸大子駅に到着。ここで下車します。
常陸太田駅。ここから日本三名瀑の一つである「袋田の滝」に行こうとバスを探すもそれらしい路線が見つからない。あれえ?
駅の観光案内所で聞くと、袋田の滝行きのバスは既に無くなったとのこと。行くのであれば一つ手前の袋田駅からバスが出ているらしい。そういえば結構な人数が下車していたなあ。
今更戻るのも時間がもったいないしタクシー使うのも運賃もったいないので名瀑はあきらめ、かみさんが行ったことがあるという「もみじ寺」永源寺に変更。
線路を渡って久慈川を渡り、
階段をのぼります。辺りは緑の紅葉がいっぱい!紅葉の季節は見事でしょうね。
登りきったところ。常陸大子駅と町並みが見渡せます。
本堂。
御朱印を頂いていこうと思ったのですが、お盆の期間は受け付けないとの事。残念。
お腹も空いたので駅へ戻ります。
駅に戻る途中にある「玉屋旅館」。名物の奥久慈しゃもをいただけます。
昔ながらの駅前旅館といった佇まいのこの旅館、食事のみもOKです。というか宿泊は受け付けてるのでしょうか?(あたりまえですが泊まれるそうです)
食事に来たと告げると、
階段を上がって二階の部屋に通されました。
四畳半のこじんまりとした和室で、エアコンもテレビも備えてあります。こりゃ快適だね。
喉も乾いたのでなにはともあれ
ビール。
大瓶ですわ。
奥久慈しゃも弁当。
甘辛く味付けしたしゃもの照り焼きに炒り卵とゴボウ。香の物と味噌汁。
しっかりした肉質で食感は固め。炒り卵の彩りがいいね。美味しかったです。
あとは列車の時刻まで茶飲みながらごろごろ。油断してるとマジ寝しそう。
時間を見計らって会計を済ませて店を出ます。ご馳走様でした。
常陸大子発郡山行きに乗り込みます。車両は同じくキハE120。
だいぶ空いてますのでボックス席を独り占め。
左手に東北新幹線の高架が近づいてきてレールは東北本線と合流し、やがて郡山駅に到着します。
郡山駅からは東北本線を上って帰るのですが、お土産を買っていこうと一旦改札を出、駅ビルの販売コーナーを物色します。
その後、一服しようと入れる店を探していたのですが、こんなことに…
「食と地酒 もりっしゅ」の利き酒セット。地元食材を活かした肴が五品と福島の地酒が4種。これは腰を据えて飲みたいなあ…
一通り味わって、電車の時刻に合わせてうしろ髪ひかれる思いで店を出ます。
新白河行き普通、E701系。これもロングシート。
いい加減ほろ酔い気分でこの後新白河、黒磯、宇都宮で乗り換えて鶴田駅まで帰ります。
本日の戦利品。