2018年08月19日

青春18きっぷで行く水郡線の旅

それなりにJRを利用させていただいてますが、実は県内でまだ乗っていない路線があります。
それがJR水戸線。

JR宇都宮線の小山駅からJR水戸線の友部駅を結んで水戸まで向かう路線で、小山駅を出たら直ぐ茨城県ですが、これに乗れば栃木県内のJR線全て乗ったことになります。

ただ水戸線に乗るだけじゃつまらないので、水戸から水郡線で郡山に向かい、東北線で戻るルートで行きたいと思います。
今回のスタートはJR日光線の鶴田駅。駅前のコインパーキングに車を停めて、宇都宮経由で小山駅に到着。
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7:33発水戸行き。車両はE501系、乗るのは多分初めて。車内はオールロングシートです。長距離乗車ではちょっとつらいなあ…
JR常磐線と合流して友部駅を経由、9時には水戸駅に到着しました。
若干時間があるので、水戸駅でちょっと時間を潰して、

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9:22発郡山行きに乗り込みます。
車両はキハE130系、これも初めて乗車する車両です。磐越西線で乗ったキハE120を3ドアにしたような佇まいです。
車内は結構混んでいて立っている方もちらほら。相席でボックスシートに座って出発を待ちます。
しばらく水田と宅地が並ぶ風景から、
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久慈川沿いを走る渓谷風景になってきます。

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常陸大子駅に到着。ここで下車します。

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常陸太田駅。ここから日本三名瀑の一つである「袋田の滝」に行こうとバスを探すもそれらしい路線が見つからない。あれえ?
駅の観光案内所で聞くと、袋田の滝行きのバスは既に無くなったとのこと。行くのであれば一つ手前の袋田駅からバスが出ているらしい。そういえば結構な人数が下車していたなあ。

今更戻るのも時間がもったいないしタクシー使うのも運賃もったいないので名瀑はあきらめ、かみさんが行ったことがあるという「もみじ寺」永源寺に変更。
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線路を渡って久慈川を渡り、

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階段をのぼります。辺りは緑の紅葉がいっぱい!紅葉の季節は見事でしょうね。

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登りきったところ。常陸大子駅と町並みが見渡せます。

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本堂。
御朱印を頂いていこうと思ったのですが、お盆の期間は受け付けないとの事。残念。

お腹も空いたので駅へ戻ります。
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駅に戻る途中にある「玉屋旅館」。名物の奥久慈しゃもをいただけます。
昔ながらの駅前旅館といった佇まいのこの旅館、食事のみもOKです。というか宿泊は受け付けてるのでしょうか?(あたりまえですが泊まれるそうです)

食事に来たと告げると、
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階段を上がって二階の部屋に通されました。
四畳半のこじんまりとした和室で、エアコンもテレビも備えてあります。こりゃ快適だね。
喉も乾いたのでなにはともあれ
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ビール。
大瓶ですわ。
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奥久慈しゃも弁当。
甘辛く味付けしたしゃもの照り焼きに炒り卵とゴボウ。香の物と味噌汁。
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しっかりした肉質で食感は固め。炒り卵の彩りがいいね。美味しかったです。

あとは列車の時刻まで茶飲みながらごろごろ。油断してるとマジ寝しそう。

時間を見計らって会計を済ませて店を出ます。ご馳走様でした。
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常陸大子発郡山行きに乗り込みます。車両は同じくキハE120。
だいぶ空いてますのでボックス席を独り占め。
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左手に東北新幹線の高架が近づいてきてレールは東北本線と合流し、やがて郡山駅に到着します。

郡山駅からは東北本線を上って帰るのですが、お土産を買っていこうと一旦改札を出、駅ビルの販売コーナーを物色します。
その後、一服しようと入れる店を探していたのですが、こんなことに…
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「食と地酒 もりっしゅ」の利き酒セット。地元食材を活かした肴が五品と福島の地酒が4種。これは腰を据えて飲みたいなあ…

一通り味わって、電車の時刻に合わせてうしろ髪ひかれる思いで店を出ます。
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新白河行き普通、E701系。これもロングシート。
いい加減ほろ酔い気分でこの後新白河、黒磯、宇都宮で乗り換えて鶴田駅まで帰ります。

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本日の戦利品。
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2018年03月25日

【青春18きっぷ】仙台まで牡蠣を食いに行く…が

青春18きっぷの季節になりました。春の鉄分補給にかみさんと仙台まで行ってきました。
なんで仙台? 単なる思いつきです。

先ずはJR宇都宮6:59発の普通。
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宇都宮以北の定番205系。全席ロングシートの車両です。これで黒磯まで向かいます。

黒磯駅に到着したら新白河行きに乗り換えます。ここで降りた乗客の殆どが新白河行き列車が待っているホームに向かいます。え・みんな青春18キッパー?
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E531系。この車両に乗るのは今回初めて。
車内は乗り慣れたE231系とほぼ同じ。狭〜いボックス席もこれまた同じ。
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新白河駅に到着。
6番線に到着し、乗り継ぐ郡山行きは7番線発車です。面白いのは6番線の線路は車止めで寸断されていて、その先が7番線ホームなところ。
向こう側に止まっている郡山行きE721系に乗り換えます。
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E721系は3枚ドアで、クロスシートも足元が少し余裕があり少しだけゆったり乗れます。先頭車両同士が貫通ドアでつながっていて通り抜けできるのが何だか新鮮です。
郡山駅に到着。ここで福島行きのこれまたE721系に乗り換えます。
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福島駅では乗り継ぎまで30分位余裕あり。一度改札を出て駅ビルでワンカップ「Dr野口」と酒のアテを購入。車窓を眺めながら一杯…と思ったんだけど、結構な乗車率だったので開けるに開けれず結局持ち帰ることに。車内で呑みたかったなあ…

なんだかんだで定刻に仙台駅に到着。駅ビルのオイスターバーに突撃です。
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生牡蠣と牡蠣の燻製。白ワインが美味い。
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香草焼きと牡蠣フライ。既にワインもおかわり。

嗚呼美味かった。そろそろ帰ろう。
15;02仙台発福島行き普通に乗れば、19時半には宇都宮につくはずでした。ところが…
posted by kurry at 17:03| Comment(0) | 青春18きっぷ

【青春18きっぷ】仙台まで牡蠣を食いに行く…が(其の弐)

せっかくだから仙台観光…と思ったんだけど帰り乗るのももちろん鈍行。明日は仕事だからそこそこの時刻には帰りたいのでおみやげ買って早々に帰ります。15:02仙台発に乗ればPM8:00前には宇都宮に帰れます。
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もはやお馴染みのE721系。

おや、向こうのホームにいるのはもしかして
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TRAIN SUITE 四季島だよね。
いつか乗ってみたいもんですねえ。

さて、定刻出発した列車ですが途中駅で停車してしまいました。何でも人身事故発生とのこと。ええ〜
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大幅に遅れて福島駅に到着。もちろん乗り継ぐ予定の列車はいません、
とりあえず矢吹駅行きの列車に飛び乗りました。今回の旅では初めての701系。とにかく郡山までこれで行くことにします。
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郡山着。もう暗くなっちゃったよ!
ぐだぐだのダイヤ乱れでこちらもクタクタです。
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新白河駅まで来ました。
再びホームを南に歩いて6番線に向かうと、待っていたのは
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キハ110!? 新白河ー黒磯間を走ってたんですねえ。
シートレイアウトは二人がけシートのボックスシート(4人)と一人がけシートのボックスシート(2人)にドア付近のみロングシート。
最後に珍しい車両に乗れて、ちょっとだけ元気が出ました。
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黒磯駅到着。
結局帰宅は22時を回ってしまいました。疲れたあ〜
posted by kurry at 16:45| Comment(0) | 青春18きっぷ

2015年08月29日

青春18きっぷで行く四国の旅 三日目

松山で泊まったホテル「道後やや」。道後温泉「椿の湯」の傍、道後温泉本館も歩いて5・6分(坂道だけど)という好立地にあります。
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今回泊まったツインルーム。
正直狭いです。部屋はツインベッドでいっぱい。バスタブはなくシャワーのみです。でもどうせみんな道後温泉行くでしょ。
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温泉行く時に持っていくタオルはもちろん今治タオル。それも9種類から好みのものをチョイスできます。
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そしてあの愛媛伝説「ポンジュースの出る蛇口」!これのためにこのホテルを選んだと言っても過言ではありません。
朝食ビュッフェも種類が豊富。部屋は狭くても(広い部屋もあります)ゲストを楽しませようとするもてなしの心遣いが行き届いた、とても素敵なホテルでした。
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ホテルをチェックアウトして市電に乗ります。せっかくだから途中下車して松山城に行ってみました。
入場料を払って、リフト(スキー場にあるあれ)かロープウェイで天守近くまで上がれます。
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いやあ実に立派な城ですよ。じっくり見たかったのですが、時間もないので早々に引き上げました。残念。
再び市電に乗ってJR松山駅に向かいます。
切符を見せてホームに向かうと、既に列車は停まってました。
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「これ(に乗るの)…?」とかみさんが絶句したJR四国7000系電車。来た時の特急列車と比較にならないちっちゃさ。烏山線より短い一両編成の電車です。一両編成の電車なんて初めてだ
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シート配列も変わってます。クロスシートとロングシートが千鳥状に配置されています。
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クロスシートに陣取って、松山駅で買っておいた駅弁を広げます。
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今回の旅で一番印象に残っているのは、実はこの行程です。昔からある固定クロスシートに座ってのんびり車窓を眺めると、山肌一面にみかん畑が広がってます。本を眺めてふと反対側の窓を見ると広がるのは瀬戸内海の穏やかな景色。
そうやって、車窓を眺めたり本を読んだりうとうと居眠りしたり、特急列車で2時間ほどで駆け抜けた道程を、各駅に止まり学生や時々お遍路さんが乗り降りしながら走っていきます。

途中、観音寺駅で乗り換えです。同じ車両ですが今度は二両編成になりました。これで終点の高松駅に向かいます。
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高松駅に到着しました。駅ビルのうどん屋でカレーうどんを頂きます。
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更にマリンライナーで岡山駅まで行き、そこで一泊します。明日は帰りの移動開始です。IMG_1623.JPG
posted by kurry at 22:10| Comment(0) | 青春18きっぷ

2015年08月28日

青春18きっぷで行く四国の旅 二日目

四国の旅二日目は岡山駅からスタート。快速マリンライナーでいよいよ四国上陸です。
快速マリンライナー。車両は223系。先頭車両は2階建ての指定席及びグリーン車です。
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瀬戸大橋を渡り、いよいよ四国に上陸です。
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坂出駅で下車。ここで予約しておいたレンタカーに乗り換え、うどん屋巡りに出発です。
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先ず向かったのは、「水曜どうでしょう」イチオシの店。釜玉発祥の地「山越うどん」。
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釜玉の小。
実は釜玉は初めてなんだけど、これは美味い!!正にうどんのカルボナーラ。生卵のおかげでのどごしが気持ちいい。
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二軒目はレンタカー屋さんで紹介された「なかむらうどん」。細い路地の奥にある店…っていうか、まんま人ん家といった佇まい。本当にうどん屋か?
ん・ここってもしかして、どうでしょうの藤村Dのウラ話で言ってた店?
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小屋の入口。この中でうどん茹でてます。ここから入ってうどんを注文して、受け取ったら別棟で頂きます。
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冷たいの小。
山越さんより柔らか目のうどんは優しく、でも決してコシがないということはありません。
山越でも感じたんですが、コシのある=ゴツゴツしたうどん・では無いんですね。のどごしが良い柔らかさなのにコシがあるんです。
かみさん曰く「うどんはのどごしを楽しむもの」なるほどねえ。
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三軒目は「日の出製麺所」。名前の通り製麺工場です。昼の一時間だけできたてうどんを食べさせてくれます。
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中はこんな感じ。うどんを注文して、器に入ったうどんを受け取ったら卓上のダシをかけて頂きます。卓上にはタッパーウェアに入った釜玉用の生卵や天ぷらがあり、取ったら精算時に自己申告して支払うというおおらかさ。そして
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セルフサービスのネギ。ハサミで自分で刻みます。
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こういうのを食文化って言うんだろうな。美味いというのが前提にあるから余計なサービスがなくても(ネギまで自分で刻むんだもん)誰も文句は言わない。結果、安価で済む(三軒回って1,000円しないんだよ)。
なかむらうどんは、昔はネギは客が畑から掘ってきたそうです(!)。変にブランド化されることなく、アトラクションのような接客がブランドを支えてるってのが実に興味深かったです。
もう数件回りたいのですが、早めに松山に向かいたいのでうどん巡りはこれで終了。後ろ髪引かれるおもいでレンタカーを返却して駅へ戻ります。

実はこの日は青春18きっぷを使ってません。早めに松山に向かうため、特急「いしづち」に乗車します。
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さすが特急、快適です。そしてこの車両、ディーゼルのくせに早い早い。
実はこの車両、振り子式(wikipedia)なんですね。カーブを飛行機のようにバンクかけながら走り抜けていきます。
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途中、瀬戸内海沿いを走ります。
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JR松山駅に到着。なかなか渋くて立派な駅舎です。
ここから市電に乗り換えて道後温泉を目指します。
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伊予鉄道 松山市内線乗り場。レトロな電車がやって来ました。
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車内も実にレトロ。降車ボタンもこうですよ。
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途中で珍しい、電車同士の平面交差がありました。
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道後温泉駅。坊っちゃん列車がすれ違いで待ってました。
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ホテルで荷物を解いて、道後温泉に向かいます。国の重要文化財、経済産業省の近代化産業遺産に認定された建物は実に渋い建物です。あれだね、「千と千尋の神隠し」の世界観だね。
浴衣と2階の大広間で休憩できる入浴券を購入しました。
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風呂入って浴衣に着替えたら、二階の大広間でくつろげます。お茶と茶菓もついてました。
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ビルが立ち並ぶ街の中に道後温泉本館の建物は建ってます。離れて見てみるととても不思議な風景ですね。
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夕食は道後温泉本館傍の居酒屋で。
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じゃこカツ。魚のすり身に衣をまぶしてあげたもの。これが実に美味しかった。この辺りの名物なのかなあ。
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店を出たら、雲の切れ間から月が顔を出してました。
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